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通知表の評定を上げるには何をすべきか 内申点アップの実践法

7 分前
読了時間: 7分

定期テストで点数が上がれば、通知表も自然に上がる。そう思っている人は少なくありません。


もちろん、定期テストの点数は大切です。前回までの記事でお伝えしてきたように、学校ワークの使い方、授業の受け方、復習の仕方を正しく実行すれば、定期テストの点数は上がりやすくなります。


ただ、それでも「思ったほど上がらなかった」「テストは取れたのに評定が上がらなかった」ということがあります。


なぜでしょうか。


理由は、今の通知表がテストの点数だけで決まらないからです。定期考査、提出物、授業態度、小テスト、学習への取り組み方まで含めて評価されます。


つまり、内申点を上げるには、テスト勉強だけでは足りません。日々の行動そのものを変える必要があります。


Eye-level view of a student reviewing a school notebook and textbook in a quiet classroom
点数だけでなく、日々の学習姿勢も評定につながります。

まず確認したい定期テストの点数が上がらない原因


前回までの記事を読んで実行していれば、定期テストの点数は上がるはずです。


それでも上がらなかった場合は、やり方のどこかに問題があるかもしれません。特に多いのは、次の3つです。


ワークを答えを見ながら解いている


学校ワークを解くときに、答えをチラ見しながら進めていませんか。


これでは、勉強した気分にはなりますが、力はつきません。答えを見て写すだけなら、作業です。自分で考え、間違え、解き直すからこそ実力になります。


ワークを使うときは、次の流れを守りましょう。


  • まず何も見ずに解く

  • 丸つけをする

  • 間違えた問題に印をつける

  • 解説を読んで理解する

  • 数日後にもう一度解く


大切なのは、1回目で正解することではありません。できなかった問題を、テスト前までにできるようにすることです。


板書を写しただけで復習していない


授業中に一生懸命ノートを取っているのに、成績が伸びない人もいます。


その原因は、写したあとに見返していないことです。板書を写すことは大切ですが、それだけでは記憶に残りません。


授業後に5分でよいので、次のことを確認してください。


  • 今日の授業で何を学んだか

  • どの言葉や公式が大事だったか

  • どこがよく分からなかったか

  • ワークのどのページとつながっているか


また、授業前に教科書を1分だけ見るだけでも効果があります。


「今日は何を学ぶのか」を知って授業を受けるのと、何も知らずに初めて聞くのとでは、理解の深さが変わります。簡単な予習と短い復習を習慣にしましょう。


小テストやプリントを失くしている


学校で配られたプリントや小テストを、カバンの中に入れたままにしていませんか。


学校の定期テストは、授業プリント、小テスト、配布資料から出題されることがよくあります。つまり、プリントを失くすことは、テスト範囲の一部を失くすことと同じです。


勉強以前に、整理整頓と管理が必要です。


教科ごとにファイルを分け、日付順に入れるだけでも変わります。プリントの整理は面倒に見えますが、内申点を上げたいなら避けて通れません。


テストで100点でも通知表が3になることはある


「定期考査で100点を取ったのに、通知表は3だった」


これは実際に起こりうることです。


昭和の時代は、相対評価が中心でした。たとえば1学年100人なら、上位7人程度が5、その次の一定範囲が4というように、周りとの順位で評定が決まりやすい仕組みでした。


今は絶対評価です。


絶対評価では、点数だけでなく、各教科で決められた観点に対して、どれだけ到達しているかが見られます。だから、テストで高得点を取っても、提出物が雑だったり、授業態度が悪かったりすれば、評定が伸びないことがあります。


高校入試では、内申点が非常に大切です。多くの場合、9教科を5段階で評価し、合計45点満点として扱われます。


ここで見落としてはいけないのが、数学の5も、音楽の5も、同じ5であるということです。


主要5教科だけ頑張ればよいわけではありません。美術、音楽、保健体育、技術・家庭も、内申点では大きな意味を持ちます。


Wide-angle view of neatly organized school folders and printed handouts on a classroom shelf
プリント管理は、テスト対策と内申点アップの土台になります。

内申点を上げるために見るべき4つの評価ポイント


通知表の評定を上げるには、先生が何を見ているのかを知ることが大切です。


主に見られるのは、次の4つです。


評価されるもの

具体的にやること

定期考査

学校ワーク、授業ノート、プリントを使って準備する

提出物

期限を守り、氏名と日付を書き、丁寧に仕上げる

授業態度

居眠りをせず、前を見て参加し、発表する

小テスト

毎回の範囲を軽く見ず、必ず復習する


評定を上げたいなら、この4つをバランスよく整える必要があります。


どれか1つだけ頑張っても、他が大きく欠けていると評価は上がりにくくなります。


たとえば、テストで90点以上を取っていても、提出物が未提出なら印象は悪くなります。逆に、テストの点数が少し足りなくても、提出物や授業態度がしっかりしていれば、評価が上がる可能性があります。


日々の小さな行動が、通知表に反映されます。


提出物は出せばよいわけではない


提出物は、ただ出せばよいものではありません。


先生は、提出されたものから「どのように取り組んだか」を見ています。


次のような提出物は、評価につながりにくくなります。


  • 字が雑で読みにくい

  • 丸つけをしていない

  • 間違い直しがない

  • 名前が書いていない

  • 提出期限を過ぎている

  • 空欄が多い

  • 答えを写しただけに見える


せっかく頑張っても、何を書いているのか分からない状態では評価されにくいです。


提出物では、次の3つを必ず意識しましょう。


氏名を書くこと


当たり前に見えますが、名前がない提出物は評価以前の問題です。


取り組んだ日付を書くこと


いつ学習したのかが分かると、計画的に取り組んだことが伝わります。


丁寧な文字で書くこと


きれいな字でなくても構いません。相手が読める字で書くことが大切です。


提出物は、学力だけでなく、誠実さや管理能力も見られています。小さな差が評定の差になります。


授業中の態度は思っている以上に見られている


授業中の態度も、内申点に大きく関わります。


特に気をつけたいのは、次のような行動です。


  • 居眠りをする

  • 机に伏せる

  • 下を向いたまま授業を受ける

  • 目線をそらす

  • 忘れ物が多い

  • 私語が多い

  • 移動教室に遅れる


本人に悪気がなくても、先生からは「授業に参加していない」と見られることがあります。


反対に、評価されやすい行動もあります。


  • 授業開始前に準備を終える

  • 先生の話を聞く姿勢を作る

  • 分かる問題で挙手する

  • 苦手でも実技に真剣に取り組む

  • 移動教室に早めに行く

  • 準備や片付けを手伝う


特に、挙手による発表は評価されやすい行動です。


発表が苦手な人も、毎回完璧な答えを言う必要はありません。教科書を前もって少し読んでおくだけで、「ここなら答えられそう」という場面が増えます。


授業中ずっと下を向いている人と、顔を上げて参加している人では、先生からの見え方が大きく違います。


副教科こそ内申点アップのチャンスになる


副教科を軽く見てはいけません。


音楽、美術、保健体育、技術・家庭も、内申点では主要教科と同じ価値があります。数学の5も音楽の5も、内申点としては同じ1教科分です。


副教科では、実技が苦手な人もいるでしょう。


歌が苦手、絵が苦手、運動が苦手、手先が不器用。そういう人でも、評価を上げる方法はあります。


大切なのは、苦手だからといって投げ出さないことです。


  • 準備を早くする

  • 忘れ物をしない

  • 説明をよく聞く

  • 作品や実技に最後まで取り組む

  • 片付けを丁寧にする

  • 提出物を期限内に出す


副教科は移動教室になることも多いです。授業に遅れるのは、かなり印象が悪くなります。


早めに教室へ移動し、準備が必要なら手伝う。これだけでも、取り組む姿勢は伝わります。


習慣になるまで何度も読み返して行動する


「これはやったけど、これはできていない」


この状態が続くと、なかなか結果は出ません。


成績が上がる人は、特別なことをしているわけではありません。やるべきことを、抜けなく、続けています。


反対に、何をやってもうまくいかない人は、どこかで基本が抜けていることが多いです。


  • ワークは答えを見ずに解く

  • 授業前に教科書を少し見る

  • 授業後に短く復習する

  • プリントを教科ごとに整理する

  • 提出物を丁寧に出す

  • 授業中に顔を上げて参加する

  • できる場面で挙手する

  • 副教科も手を抜かない


これらは、どれも難しいことではありません。


でも、毎日続けるとなると差が出ます。


内申点アップに必要なのは、一発逆転の勉強法ではありません。学校生活の中で評価される行動を、当たり前に積み重ねることです。


テストの点数を上げる努力に加えて、提出物、授業態度、小テスト、副教科への取り組みを整えていきましょう。

では、次回は実力テストで結果を出す(偏差値をあげる)ためにやるべきことを教科別にあげていきましょう。


 
 
 

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