定期テストで高得点を取るために今すぐ始めるべき3つの復習習慣
定期テストで差がつくのは、テスト前の数日だけではありません。実は、毎日の授業中の過ごし方と、配られた教材の扱い方で、すでに結果の差は生まれています。
前回のブログでは、ワークを復習を兼ねて進めることについてお話ししました。もちろんワークは大切です。ただ、そのワークの復習効果を高めるには、学校の授業をしっかり受けていることが欠かせません。
なぜなら、学校の定期テストは多くの場合、次の3つを中心に作られるからです。
ワーク
学校で配られたプリント
授業中に先生が話した内容
つまり、テスト勉強とは「ワークだけを何周もすること」ではありません。授業、ノート、プリント、ワークをつなげて復習することが、高得点への近道です。

授業中に先生の話を聞き流さない
成績がなかなか伸びない生徒に多いのが、授業中に先生の話をぼーっと聞き流していることです。
「一応、授業は聞いている」
「板書は写しているつもり」
「テスト前にワークをやれば大丈夫」
そう思っていても、実際には大事な説明を聞き逃していることがあります。
先生は、授業中にテストで狙われやすいポイントを自然に話しています。たとえば、こんな言葉です。
「ここはよく間違えます」
「この考え方が大事です」
「前にやった内容とつながっています」
「理由まで説明できるようにしましょう」
「この語句は必ず覚えておきましょう」
こうした一言は、教科書やワークにそのまま書かれていないこともあります。だからこそ、授業中の先生の話を聞く姿勢が大切です。
先生の話はノートに書き足す
板書を写すだけで満足してはいけません。先生が口で説明した内容も、必要だと思ったらノートに書き足しましょう。
すべてを一字一句書く必要はありません。短い言葉で十分です。
たとえば、数学なら、
「符号ミス注意」
「途中式を書く」
「面積は単位も確認」
英語なら、
「三単現のsを忘れない」
「時制を見る」
「主語と動詞を先に確認」
社会や理科なら、
「理由を説明できるように」
「用語だけでなく流れも覚える」
「グラフの読み取り注意」
このように、先生の説明を自分の言葉でメモしておくと、テスト前に読み返したときに思い出しやすくなります。
授業中のメモは、未来の自分へのヒントです。
板書をきちんと写し、ノートを読み返す
授業中に板書を写すのは、勉強の基本です。基本ですが、ここで差がついています。
成績が伸び悩む生徒のノートを見ると、次のような状態になっていることがあります。
板書が途中で止まっている
文字が雑で後から読めない
図や表が抜けている
日付や単元名が書かれていない
どこが大事なのか分からない
これでは、テスト前に復習しようとしても使えません。
ノートは「書いたら終わり」ではありません。読み返して初めて意味があります。
ノートは復習できる形で作る
ノートを書くときは、あとで見返すことを前提にしましょう。
おすすめは、次の3つです。
日付と単元名を書く
どの授業の内容か、すぐ分かるようにします。
板書は省略しすぎない
先生が黒板に書いたことは、テスト範囲の中心になりやすいです。
先生の説明を余白にメモする
「なぜそうなるのか」「どこに注意するのか」を残します。
きれいなノートを作ることが目的ではありません。目的は、テスト前に見返したときに、授業内容を思い出せることです。
字が少しくらい整っていなくても、自分で読めて、内容が分かれば大丈夫です。ただし、読めないほど雑なノートは復習に使えません。最低限、未来の自分が困らない字で書きましょう。

学校のプリントをすぐにファイリングする
ワークやノートと同じくらい大切なのが、学校で配られるプリントです。
授業プリント、確認プリント、小テスト、単元まとめ、補足資料。これらはすべて、テスト勉強の材料になります。
ところが、プリントをなくしてしまう生徒は少なくありません。
かばんの底でぐしゃぐしゃになっている。机の中に入れっぱなし。家に持ち帰ったはずなのに見つからない。これでは、テスト前に復習したくてもできません。
厳しい言い方に聞こえるかもしれませんが、プリントを紛失する状態で成績アップを目指すのはかなり難しいです。
なぜなら、プリントには先生が「ここを確認してほしい」と思っている内容が入っているからです。ワークに載っていない問題や、授業で扱った考え方がプリントに出ていることもあります。
プリントはその日のうちに整理する
プリント整理は、難しいことをする必要はありません。大切なのは、後回しにしないことです。
おすすめは、教科ごとにファイルを分ける方法です。
国語
数学
英語
理科
社会
5教科分のファイルを用意し、もらったらその日のうちに入れます。穴あけ式のファイルでも、クリアファイルでもかまいません。使いやすい方で続けましょう。
ファイリングするときは、できれば日付順に並べます。単元の流れが分かりやすくなり、テスト前に見返すときも便利です。
小テストや間違えたプリントも残す
点数が悪かった小テストや、間違いが多かったプリントを捨ててしまう人がいます。これはとてももったいないです。
間違えた問題こそ、次に点数を上げる材料です。
「どこで間違えたのか」
「何を覚えていなかったのか」
「どんな問題で手が止まったのか」
これを確認できるプリントは、自分専用の弱点リストになります。
テスト前には、正解した問題よりも、間違えた問題を優先して見直しましょう。そこを直せば、点数につながりやすくなります。
ワーク、プリント、授業内容をセットで復習する
定期テストで高得点を取るために今すぐ始めるべきことは、特別な勉強法ではありません。学校で使っているものを、きちんと復習に使うことです。
特に大切なのは、次の3点をセットで見ることです。
復習するもの | 見るポイント |
ワーク | 解き方を覚えているか、間違えた問題を解き直せるか |
プリント | 授業で扱った問題や先生が強調した内容が入っているか |
ノート | 板書と先生の説明を読み返して理解できるか |
ワークだけを何周もしていても、プリントをなくしていたり、授業中の説明を聞いていなかったりすれば、取りこぼしが出ます。
逆に、授業をしっかり聞き、ノートを残し、プリントを整理し、ワークで確認する。これができると、テスト前の勉強がかなり楽になります。
今日からできる小さな行動
いきなり完璧を目指す必要はありません。今日から次の3つを始めてください。
授業中に先生の大事な一言を1つ以上メモする
板書を最後まで写し、家で1分だけ読み返す
もらったプリントをその日のうちに教科別に入れる
たったこれだけでも、テスト前の準備は大きく変わります。
勉強が苦手な人ほど、テスト前に一気に頑張ろうとしがちです。でも、本当に点数を上げたいなら、普段の授業から変えることが大切です。
高得点は毎日の授業から作られる
テスト勉強は、テスト範囲が発表されてから始まるものではありません。授業中に先生の話を聞くこと、板書を写すこと、ノートを読み返すこと、プリントをなくさず整理すること。その積み重ねが、定期テストの点数につながります。
ワークは大切です。けれど、ワークだけでは不十分です。
学校のテストは、ワーク、プリント、授業で話した内容を中心に作られます。だからこそ、この3つをしっかり復習できる状態にしておきましょう。
今日の授業から、少しだけ意識を変えてみてください。先生の話を聞き流さない。板書を最後まで写す。プリントをファイルに入れる。
小さな行動ですが、続ければテスト前の自分を必ず助けてくれます。






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