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中学入学準備

更新日:1月22日

 今日は中学校へ入学前の小学6年生のお子様がいるご家庭へ向けて話を進めていきます。

あと2か月もすれば卒業、そして入学という時期になりましたね。ただ、ここで言いたいのは学習塾ですから制服やカバンのはなしではありません。


 入学前までにどのような学習を最低限やっておくべきかについて話していきます。入学後最初のテストは定期考査ではありません。一般的には「新入生テスト」と言われます「学習定着度診断テスト」が入学から7~10日以内に実施されます。


 これは読んで字のごとく「小学校6年間で履修した学習内容の定着度=理解度」についてのテストです。この結果を見れば先々の定期考査の結果が見えてきます。

 

 5教科500点満点のテストです。450点以上はしばらくは大丈夫でしょう。定期考査も油断しなければ同じくらいの結果はついてきます。反面400点を下回った場合は要注意です!定期考査でも同じような結果になるでしょう。


 しかし、定期考査が1年生で400点にいかないということは偏差値も50を切っている可能性があります。ここで言いたいのは学習習慣に問題があるといいたいのです。ほんのちょっとしたことで実は大きな差がついているのです。


 各家庭で価値観は違うかもしれませんが小学生のテストで90点以下のテストはどのようにされていますか?


1.慰める→いつもはもってできているじゃない次頑張ろうね~

2.ただただ叱る

3.ケアレスミスだから仕方ないと反省なし


はい1~3はどれもNGです。ほんの少し手間がかかりますがもう一度テストをしましょう!テストが返却されてすぐに!そして1週間後、1か月後と定着するまでやることです。

 

 最近はプリントの書き込みを消すアプリも存在しますのでかわいいお子様のためにもぜひやってあげてください。また、ケアレスミスという言葉を使わないようにしましょう。そのように言っている間は何度も繰り返します。そのような習慣や癖があるのです。

 

 計算ミスが多い場合は答えだけではなく計算の過程を見てあげてください。おかしなやり方をしている場合がほとんどです。また、漢字もよ~く見てください!けっこう間違えて書いている場合が多いですよ!という内容はほんのさわりの部分です。


 計算のミスが多い生徒は4,5年生の内容もけっこうあやしいものです。例えば分数の計算や小数の計算、時間・距離・速さの文章問題、割合の問題、面積や体積の求め方・・・など公式が全く頭から抜けている場合も多いですね。反復練習で復習しておきましょう。これは本当に最低限の学習です。


 次に英語ですがまずはアルファベットの大文字・小文字は正確に書けているでしょうか?次にローマ字の確認です。自分の名前、東京・札幌・北海道をローマ字で書けていますか?

日常の挨拶は話せる、読める、書けるができていますか?また、身の回りのものを英語で言えたり書けたりできていますか?ここまでやっておく必要があるの?と思われるかもしれませんがそうなのです。


 例えば1年生のUnit2では・・・

Do you play an instrument?

Yes , I do.

I play the trumpet a little.

We usually practice on Mondays, Wednesdays, and Fridays.


が基本文で出てきます。エッ1年生の最初のほうでと思われたかもしれませんが現代の教育内容は親世代のころに比べ本当に習う内容が早くなり増えています。それだけに中学入学前の今が大事なのです。わからなくなってからではお子様が大変です。


 しっかりできているかを保護者様が内容を細かく見てあげることによって中学でも楽しく学習してけるでしょう。

 このように今の時期の過ごし方は非常に大切なのです。また、6年生より小さいお子様がいる家庭で小学1年生になるお子様には面倒がらずに必ず音読は聞いてあげてください。音読の際はただ読むのではなく問いかけもしてあげると効果的です。

 さらに1~3歳児がいるご家庭では読み聞かせを毎日してあげてください。中学生になったときに国語や文章問題が読めずに困る生徒になってから「ちゃんと読みなさい」「うちの子は読解力がない」「本をなかなか読まない」などとと言っても手遅れです。今の習慣が後々のお子様の基礎学力となってきます。


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