12/23は終業式。そして、塾では冬期講習開始となりました。そして、生徒も保護者様もそして我々講師も楽しみなのが「通知表」です。
1学期から2学期にかけて一番アップした生徒は評定が「9」も上がっていました。平均でみると4.2のアップです。
しかし、残念ながら下がった生徒もいます。そこで、アップした生徒とダウンした生徒を比較するよりアップした生徒の特徴について書きました。
アップした生徒の3大特徴♬
1.時間は必ず守る時間前10分行動が当たり前。
2.提出物は言われる前に提出する。
3.素直な性格。言われたことを素直に実行に移す。
代表的な特徴がこの3つです。中にはこれを見てグサグサと刺さっている人もいるのではないでしょうか(笑)それでは1つひとつ解説をしていきます。
1の時間を守る!これは非常に大切です。早めに行動する人間は心に余裕が生まれます。また、そのような生徒は教室で課題を与えられる前に自ら学習に取り組んでいます。いつまでも家でダラダラとYouTubeやゲームに興じるより、やるべきことを先にやるという意識が高いのでしょう。そして、早く来る生徒は最低でも評定が「5」アップしています。そして、通知表だけではなく、定期考査でも自己ベストを更新していました。反面、遅刻や定刻ギリギリに来る生徒は微増で終わりました。
2の提出物ですが私は常々話をしている中で「普段やっていることしかできない」といつも生徒の前で話をしています。よく「本番では頑張る」とか「やるときはやる」という言い逃れをする人間が本番で成功したなんて聞いたことがありません。普段から頑張ってきたことしか本番ではできないものです。まして、提出物というのは「習慣」でもあり「人間性」でもあります。何でも後回しにする人間が成功できるでしょうか?すぐに行動することが成功につながると私は思っています。何故なら不測の事態が発生しても早めの行動をしていれば修正が可能だからです。まして、学校での提出物をギリギリにやれば焦りから内容は一目見れば雑に取り組んだということはわかります。まして、遅れての提出であれば評定は「3」ぐらいしかいただけません。生徒で試験では100点や90点以上なのに「3」がつけられる生徒はそのような提出物であったり、授業中の態度(居眠りや肘をつく)であったり、移動教室に遅れて行ったりすることが原因です。
私たちも命がけで定期考査対策を実施して結果を出させても、提出物や授業態度、小テストを頑張らずに過小評価されると残念でたまりません。
3の素直に実行する。これは子供も大人も共通して大事なことではないでしょうか?私もサラリーマン時代多くの部下を指導してきましたが結果を出し、出世した部下たちに共通していたのはアドバイスに対し素直に受け入れ実行する人間でした。一方、なかなか上手くいかない人たちは何の根拠や自信があるのかアドバイスを受け入れません。中途半端に一部だけ真似をしたり、自分の型を頑なに崩しません。自分なりのやり方でやりたがるというのは結果を出してからでしょう。まして中学の定期テストであれば480点以上出してから言うべき台詞だと私は思います。
以上3点について解説をしましたがどれも特別な才能や環境であったり、高額な費用は掛かりません。本気で成績を上げたいのであれば、先ずはこの3点を実行してみてはいかがでしょうか?また、不定期で掲載しています「勉強で困らないために」のバックナンバーを読んでみてください。
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