毎年ですがこの時期になると「今からが大変ですね」とよく言われますが全くそんなことはありません。むしろ大変なのは冬期講習までかな・・・と私はいつも思います。
受験生の保護者様の中には前日や当日に「今日は頑張るのよ!」とか「落ち着いて取り組むんだよ!」などと言っている方が多いのではないでしょうか?
私が口癖のように言っている言葉がいくつかありますが「勉強もスポーツも同じだ」とか「練習は本番を想定して全力で取り組む。本番はいつも通りにやる」これは普段から口にしている言葉です。
まず最初の言葉は勉強もスポーツもライバルは「弱い自分」「怠けたい・きついことから逃げ出したい怠惰な自分」なのではないでしょうか?いわゆる自己管理能力といいますかセルフマネジメントができるかどうかです。
言われたことしかしない、自ら考えて動かない、最悪なのは言われても・指示をされてもやらない・行動しない・・・これは論外ですね。
サラリーマン時代のことですが私は一つの目標を立てたら達成するにはどうしたら良いのかを考えてました。期間に対しどれくらいの仕事量が必要か?日々の仕事量は?そして自らの数字と向き合います。数字は噓をつきません。目標を立てたからと言って突然数値が良くなるなんてことはあり得ません。結果に対し一喜一憂せず自ら立てた行動計画に沿って日々コツコツとやっていくことで目標を達成してきました。そして、それを成しえるために日々の取り組みがものをいうのです。
スポーツも強いチームは普段の練習は非常に厳しいものです。本番を想定した取り組みであったり、前回の試合の反省を活かしての課題練習を高い集中力のもとで取り組んでいます。そして、試合は練習のようにリラックスしているものです。
ところが弱いチームはその全く逆をやっています。本番前にハードな練習をやっている・・・身近にこんなことあっていませんか?
よく生徒が「今週県大会だから部活終了後も別会場で練習があります」なんてことを聞きますが全国大会レベルのチームではそのようなことはしていません。
試合前に疲労をため込んでどうするんだ?私は疑問しか抱きません。それよりも疲労抜きのストレッチに時間をかけたり、作戦を立てたり(これも普段からやらないとできませんが・・・)などに時間を使うべきだと思います。
アシスト福岡南では現在は本番前の慣らし運転というところでしょうか。日々出てくる問題点に対し微調整をかけている段階です。本番の前日に緊張するのはそれまでの準備が足りていない=日々の取り組みに隙や甘えがるからです。
ただあと数日後には〇か✕かいずれにしても結果が出ます。いつも通りにやってほしいと願うばかりです。そして、今年も恒例の受験生に渡す「合格5点セット」を作りました。受験前日に渡す予定です。

合格キットカット、寒さ対策の足用のホッカイロ、感染症予防対策のマスク、間違いを消しやすい消しゴム、太宰府天満宮の合格鉛筆、咳対策としてのど飴

パッケージ完了。あとはメッセージカードを書いて入れよう。

緊張感を楽しもう🌸
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